2009年6月27日土曜日

青春グラフティー

あの人が泣いていた。孤独の中で頑張っているひとの涙に僕は人間を感じた。壊れないように祈った。
絶えられない。本当に素晴らしいものが壊されるのは。壊れるというのが本当に恐ろしい。死ぬのはべつに構わないと思う。どうせいつか死ぬのだから。でも壊れるのは駄目だ。やり直せるとか言うけど、破壊は存在するわけで、取り戻せない物なんていくらでもあると思った。死ねばいいと思う。僕は死をなぜにそんなに
恐れるのか分からない。世界がそんなにすきなんだろうか?確かに今はそうかもしれない。でも、不幸なせかいなんていくらでもあるのに。戦争で飢えている子供達とか、科学的知識もなにもない人々が右往左往して、馬鹿で非人道的なことに振り回されていた時代など。色々、悪夢よりも遙かに恐ろしい事はいくらでもあるのに。わからないな。本当に分からない。人はこの世から消えなければならない存在だ。恐竜のように。
いや、恐竜は強かった。だけど、人間は醜い。だから恐竜と同列に置くことはできない。
「僕はさ、ただ人間が嫌いで、消えて欲しいってことさ」
紫色の髪の毛をした、僕が幽霊のような半透明の男の子にそう言った。
「僕も同感だね。」
人を殺したいとどれだけの人間が思ってきたのだろう。
「衝動的な殺人には何も感じないけどさ、世界から人間が居なくなるってちょっとワクワクすると思わない?」
「人間の存在を前提にしてしまっているからね」
僕らはくそみたいな、人間どもの中に、否応なく埋め込まれてしまっている。神が人間を奴隷化したのだ。そこから生まれる膨大な悲劇を僕ら確かな感官を持った人間は始終聞き続けている。
「恐ろしい、苦痛だ」
「ま、殺すしかないでしょう」
「だな」

「おーい」
「でやがったな」
「今日の集まりちゃんと来てよね」
「へいへい」
良い子だね、彼女は。
・・・。
君どうなの?
なにが?
彼女とは。
は?
君も男の子でしょ?少しは彼女といいことしたいとかおもわないの?
「べつに」
僕はそんなことやってる気分でいきていないもの。
「でも彼女の方はどうかしらね」
「さぁ」
「やれやれ」
そして、放課後になりましたとさ。

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